つけ‐いだ・す【付け出だす】
[動サ四]見つけ出す。探り出す。捜し出す。「志賀の里にて早広を—・し」〈浄・蝉丸〉
つけ‐い・る【付(け)入る】
[動ラ五(四)]相手の弱点やすきなどをつかんで巧みに利用する。つけこむ。「人の弱みに—・る」「—・るすきもない」
つけ‐いれ【付け入れ】
つけいること。機会に乗じて攻め入ること。「門を開き城中へ入れたけれども、—に逢うては、難儀の難儀」〈浄・今国性爺〉
つけ‐うた【付(け)歌】
神楽歌・催馬楽(さいばら)・今様(いまよう)などで、主な唱者の独唱に続いて他の人が和して歌うこと。また、その歌。
つけ‐うま【付(け)馬】
遊興費が不足したり、払えなかったりした客について、その家まで代金を取りに行く者。つきうま。うま。「—がついてくる」
つけ‐えり【付(け)襟】
洋服につける、別仕立ての襟。布製のほかビーズやレース、毛皮などでも作る。
つけ‐おち【付(け)落ち】
帳簿・伝票などで、記載すべき事柄が脱落していること。つけおとし。
つけ‐おとし【付(け)落(と)し】
「付け落ち」に同じ。
つけ‐おび【付(け)帯】
1 お太鼓と胴の部分とを別々に仕立てた女帯。大正の末ごろ簡単に締められるように考案された。文化帯。軽装帯。結び帯。 2 武家の婦人が夏季の礼服に用いた下げ帯。
つけ‐か・える【付(け)替える】
[動ア下一][文]つけか・ふ[ハ下二]以前のものにかえて別のものをつける。「蛍光灯に—・える」「値札を—・える」