いぶん‐かい【以文会】
京都大学文学部卒業生の同窓会。
い‐ほく【以北】
その地点を含めて、それより北。
い‐らい【以来/已来】
1 その時よりこのかた。それより引き続き。「正月—ずっと禁煙している」 2 こののち。今後。以後。「—慎みます」
イルマン【(ポルトガル)irmão】
《兄弟・神弟の意》キリシタン用語。宣教師の称号の一。助修士。平修道士。イルマンが司祭職に叙階されるとパードレ(伴天連(バテレン))となる。 [補説]「伊留満」「以留満」「入満」とも書く。
い‐ろ‐は【伊呂波/以呂波】
《いろは歌の最初の3字をとった語》 1 仮名文字のこと。 2 《1は手習いの最初に習うものであるところから》物事、特にけいこ事の初歩。入門。「生け花の—」 [補説]狂言の曲名別項。→伊呂波
いろは【伊呂波/以呂波】
狂言。父が息子にいろはを教えようとするが、ふざけて何でもまねるので怒ると、これをもまねて父を打ち倒してしまう。
いろは‐うた【伊呂波歌】
1 平仮名47文字を1字1回使って作った、七五調4句の今様歌。「色は匂(にほ)へど散りぬるを、わが世誰(たれ)ぞ常ならむ、有為(うゐ)の奥山けふ越えて、浅き夢見じ酔(ゑ)ひもせず」がそれで、鎌倉...
いろは‐かえで【伊呂波楓】
ムクロジ科の落葉高木。関東以西の山地に自生。葉は手のひら状に五〜七つに裂け、秋に紅葉する。花は春につけ、暗紅色。名は、葉の裂け目を「いろはにほへと」と数えたことによる。庭によく植え、材は建築・器...
いろは‐がな【伊呂波仮名】
《「いろは歌」はふつう平仮名書きをしたところから》平仮名のこと。
いろは‐ガルタ【伊呂波ガルタ】
カルタの一。いろは47文字に「京」の字を加えた48文字で始まる諺(ことわざ)を書いた読み札と、その内容を絵に書いた取り札からなる。犬棒(いぬぼう)カルタなど。江戸後期に始まる。