いよみしま【伊予三島】
愛媛県東部にあった市。燧灘(ひうちなだ)に面し、製紙工業が盛んであった。平成16年(2004)川之江市、新宮(しんぐう)村、土居(どい)町と合併して四国中央市となる。→四国中央
いよみしま‐し【伊予三島市】
⇒伊予三島
いよ‐ろう【伊予蝋】
愛媛県(伊予国)に産する木蝋(もくろう)。ハゼノキの実から作られる。
いら【伊良】
ベラ科の海水魚。全長約40センチ。体はタイに似て、橙赤(とうせき)色。日本中部以南の岩礁に分布。寒鯛(かんだい)。
いらご‐ざき【伊良湖崎】
「伊良湖岬」に同じ。[歌枕]「—に鰹(かつを)釣り船並び浮きてはがちの波に浮かびつつぞ寄る」〈山家集・中〉
いらご‐すいどう【伊良湖水道】
愛知県の伊良湖岬と三重県鳥羽市の神島との間の海峡。潮流が速く暗礁もあり航海の難所。
いらご‐みさき【伊良湖岬】
愛知県、渥美(あつみ)半島南西端の岬。日出(ひいで)の石門・恋路ヶ浜などがある。いらござき。
いらぼ【伊羅保】
李朝時代に作られた高麗茶碗の一。鉄分の強い素地のため、表面がざらざらし、土灰釉(どばいゆう)で青色や黄色に微妙に変化しているもの。
イリ【Ili】
中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区北西部およびカザフスタン共和国南東部の地方。天山山脈を源とし西流するイリ川の流域。古来、トルコ系あるいはモンゴル系の諸遊牧民族の根拠地。現在も牧畜が盛ん。 [...
イル‐ハンこく【イルハン国】
モンゴル帝国の四ハン国の一。1258年、チンギス=ハンの孫フラグがアッバース朝を倒し、イランの地を中心に建国。都はタブリーズ。7代のカザン=ハン(在位1295〜1304)の時代にイスラム教を国教...