こう‐ばつ【攻伐】
[名](スル)攻め討つこと。討伐。
さい‐ばつ【採伐】
[名](スル)樹木を切り出すこと。伐採。「杉を—する」
さつ‐ばつ【殺伐】
[形動][文][ナリ]殺気が感じられるさま。また、うるおいやあたたかみの感じられないさま。「見えない手の揮(ふる)う剣の光が、もう一度彼を—な争闘の心につれて行った」〈芥川・老いたる素戔嗚尊〉...
さん‐ばつ【傘伐】
造林で、十数年後に森林を更新するために3回に分けて伐採を行う方法。初め予備として疎伐し、次に母樹の傘下に飛散した種子が発芽・生育できるよう下種(かしゅ)伐を行い、稚樹が生長したのちに母樹を伐採し...
ざん‐ばつ【斬伐】
[名](スル) 1 樹木を切ること。「斧を以て—せられんか」〈志賀重昂・日本風景論〉 2 攻め討つこと。
しこく‐せいばつ【四国征伐】
天正13年(1585)豊臣秀吉が長宗我部元親を討って四国を統一した戦い。
しゅ‐ばつ【主伐】
伐採期に達した樹木を切ること。
しん‐ばつ【侵伐】
[名](スル)他国の領地などに攻めこむこと。「外は強敵の—を受け、内は騒乱常に起りしゆえ」〈中村訳・自由之理〉
じゅこう‐ばつ【受光伐】
日当たりをよくして木の生長を盛んにするため、森林を切り透かすこと。
じょ‐ばつ【除伐】
幼齢林の手入れとして、不要な樹木を切り除くこと。