こきん‐ぶし【古今節】
江戸時代の流行歌。元禄(1688〜1704)のころ、上方の歌舞伎役者古今新左衛門が歌舞伎狂言の中で歌いはじめたもの。「落葉集」などに歌詞が伝わる。
こそこそ三里(さんり)
こそこそ話でも遠くまで伝わること。秘密は漏れやすいことのたとえ。
こ‐ぶつ【古物/故物】
1 使い古した品物。また、使用済みの不用になった品物。中古(ちゅうぶる)。セコハン。 2 古くから伝わる由緒のある品物。骨董品。 3 法律で、一度使用した物品、もしくは未使用でも使用のために取引...
こもかぶり‐ぶろ【薦被り風呂】
佐渡に伝わる蒸し風呂。天井からわらのふたを綱でつるし、風呂桶に人が入ると上からかぶせるもの。
こもろ‐まごうた【小諸馬子唄】
長野県の民謡で、小諸地方に伝わる馬子唄。小諸節。
こ‐よう【古謡】
古くから伝わる歌謡。「日本—」
さいぼうしつ‐いでん【細胞質遺伝】
細胞質に存在する遺伝因子(核外遺伝子)によって、親の形質が子に伝わること。母性遺伝の一つ。受精の際に精子の細胞質はほとんど失われるため、母親の形質だけが遺伝する。原因となる遺伝子は、細胞核ではな...
さつま‐にんぎょう【薩摩人形】
薩摩に伝わる武者人形。紙製の鎧(よろい)をつけ、両手がなく、鎧の袖に2本の矢をさし、薄板で作った馬にまたがっているもの。車がついている。
さん‐えき【三易】
中国、夏(か)・殷(いん)・周3代の易。夏の連山、殷の帰蔵、周の周易。周易のみ今日に伝わる。
さんこう‐すいちょう【山高水長】
山がいつまでも高くそびえ、水がいつまでも流れているように、聖人君子の徳が長く伝わること。