ばく‐そく【爆速】
1 火薬などが爆発した際に火炎や衝撃波が伝わる速度。爆轟(ばくごう)の伝播速度。 2 俗に、非常に速いこと。「—で処理する」
バリオン‐おんきょうしんどう【バリオン音響振動】
宇宙初期の密度揺らぎに起因する振動。宇宙の晴れ上がり以前はプラズマ状態にあったバリオンと光子に圧力がはたらき、音波のような振動に満ちており、晴れ上がり以降、光子が自由に伝播できるようになると、そ...
ひかく‐しんわがく【比較神話学】
諸民族の神話を比較して、その発生・機能・伝播などを研究する学問。
ピーダブリューブイ‐けんさ【PWV検査】
動脈硬化の程度を調べる検査の一つ。心臓の拍動が動脈を経て手足に伝わる速度を調べる。動脈の壁が硬くなるほど速度が速くなる。脈波伝播速度検査。
フォトニック‐バンド‐ギャップ【photonic band gap】
フォトニック結晶の中を伝播できない電磁波の波長(周波数)領域。ある特定の波長領域の電磁波は結晶によって遮断される。
ブイ‐オー‐シー【VOC】
ウイルスの変異株を危険度によって分類した区分の一つ。従来株よりも感染力・伝播性・毒性が強い、重症化しやすい、ワクチンが効きにくいなど、公衆衛生に大きな影響を及ぼすと考えられる変異株が、この区分に...
ブルータング‐びょう【ブルータング病】
ヒツジ・ウシ・シカなどの反芻動物に感染するウイルス性の感染症。届出伝染病の一つ。ヌカカなどの吸血昆虫によって媒介・伝播される。発熱・食欲減退・顔面浮腫・嚥下障害・呼吸困難などの症状が現れ、舌・口...
ラジオ‐ダクト【radio duct】
特殊な気象条件の下で、電波があまり減衰せずに遠方に伝播する現象。大気中に気温や湿度の不連続面がある場合、それを境に屈折率が異なり、水平方向に発射された電波が不連続面で屈折・反射を繰り返すことによ...
リスク‐アセスメント【risk assessment】
危機が発生した場合、発生源、伝播の経路、被害者の反応、発生頻度などのデータに基づき、どれだけの影響があるかを事前に評価すること。危機評価。
れいき‐し【励起子】
半導体や絶縁体において、外部からの光などによって励起された電子と正孔がクーロン力で結びついた対。特にその対を、結晶中を伝播する一つの中性の粒子とみなしたものをさす。エキシトン。