でんぽう‐あじゃりい【伝法阿闍梨位】
密教で、伝法灌頂(かんじょう)を受けた阿闍梨(師)の位。密法を教示する身分。
でんぽう‐え【伝法会】
真言宗で、教義のよりどころとする経論疏などを講論する法会。承和14年(847)東寺で実慧が初めて行ったもの。
でんぽう‐かんじょう【伝法灌頂】
密教を修行したすぐれた行者に、阿闍梨(あじゃり)の位を許すための灌頂。密教灌頂の中で最も重要な儀式。伝教灌頂。授職灌頂。
でんぽう‐そうじょう【伝法相承】
仏法が師から弟子へ授けられ、継承されていくこと。
でんぽう‐はだ【伝法肌】
威勢のよいのを好む気性。勇み肌。特に、女性にいう。
でんぽう‐やき【伝法焼(き)】
焙烙(ほうろく)にネギを敷き、その上にカツオ・マグロなどの刺身を並べて焼いた料理。
でん‐ぽん【伝本】
ある文献の、現在まで伝わっている写本または版本。
でん‐らい【伝来】
[名](スル) 1 外国から伝わってくること。渡来。「仏教は六世紀に日本に—した」 2 代々受け継いでくること。「先祖—の土地」
でん‐れい【伝令】
命令を伝達すること。また、その任に当たる人。「—を出す」
でんれい‐アールエヌエー【伝令RNA】
DNA(デオキシリボ核酸)がもつ遺伝情報をリボゾームに伝達するリボ核酸。DNAの塩基配列を鋳型として合成される。メッセンジャーRNA。mRNA。