おばがさけ【伯母ヶ酒】
狂言。酒好きの男が、伯母の営む酒屋へ鬼に化けて入り込み、酒をせしめるが、酔ったあげくに見破られる。
おば‐さま【伯母様/叔母様】
「おば(伯母・叔母)」を敬っていう語。⇔おじ(伯父・叔父)さま。
おば‐さん【伯母さん/叔母さん】
「おば(伯母・叔母)」を敬い親しんでいう語。⇔おじ(伯父・叔父)さん。
おばじゃ‐ひと【伯母者人/叔母者人】
《おばである人の意。「者」は当て字》おば。おばさん。「—の自慢を召さるるは道理ぢゃ」〈虎寛狂・伯母が酒〉
おばすて【姨捨/伯母捨】
謡曲。三番目物。観世・宝生・金剛・喜多流。名月の夜、信濃の姨捨山に、昔この山に捨てられた老女が現れて舞をまう。「三老女」の一。
おば‐ちゃん【小母ちゃん/伯母ちゃん/叔母ちゃん】
1 (小母ちゃん)「小母さん」を、親しんでいう語。「お店の—」 2 (伯母ちゃん・叔母ちゃん)「伯母(叔母)さん」を、親しんでいう語。
はかた‐じま【伯方島】
愛媛県北部、瀬戸内海中央部の芸予(げいよ)諸島中の島。今治(いまばり)市に属する。面積19.5平方キロメートル、周囲32.5キロメートル。標高ほぼ300メートル以下の丘陵からなり、ミカン・タバコ...
はく【伯】
1 旧華族制度で、五等爵の第三位。伯爵。 2 律令制で、神祇官の長官。
はく【伯】
[常用漢字] [音]ハク(漢) [訓]かみ 1 頭に立つ者。諸侯の長。「侯伯・方伯」 2 神。「河伯・風伯」 3 兄弟の序列で、最年長者。「伯兄・伯仲」 4 父・母の年上のきょうだい。「伯父(は...
はくあん【伯庵】
陶器の一種。桃山末期から江戸初期にかけての短期間、瀬戸系の窯で焼かれたとされ、茶碗が多い。江戸初期の幕府の医官曽谷伯庵が愛蔵していた茶碗からの名称。