さの‐の‐ふなはし【佐野の船橋】
群馬県高崎市佐野にあったといわれる船橋。[歌枕]「上野(かみつけの)—取り放し親は放(さ)くれど我は離(さか)るがへ」〈万・三四二〇〉
さの‐の‐わたり【佐野の渡り】
和歌山県新宮市にあった佐野の渡し場。[歌枕]「苦しくも降り来る雨か三輪(みわ)の崎—に家もあらなくに」〈万・二六五〉
さの‐ようこ【佐野洋子】
[1938〜2010]絵本作家。中国の生まれ。独特なタッチと色彩感覚を駆使して多くの絵本を手がける。特に「100万回生きたねこ」は世代をこえてロングセラーとなった。他に「わたしのぼうし」「おじさ...
さはり【響銅/胡銅器】
銅合金の一。鉛・錫(すず)、ときに少量の銀を加えたもの。また、それで作った仏具・皿・鉢など。茶の湯での建水・花入れなどに転用される。さわり。 [補説]「さふら(鈔羅)」の変化した語かといわれる。...
さば‐がわ【佐波川】
山口県中央部を流れる川。島根県との境の冠山(かんむりやま)山地に源を発し、佐波川ダム(大原湖)を南流してさらに南西流し、防府(ほうふ)市北西部で周防(すおう)灘に注ぐ。長さ56キロ。下流に県内最...
さ‐ばく【佐幕】
《「佐」は助ける意》幕末、尊攘・倒幕に反対し、幕府を支持したこと。また、その党派。
さぶり‐りゅう【佐分利流】
槍術の一。江戸時代、佐分利猪之助重隆が始めたものという。
さへいじ【左平次】
《もと人形浄瑠璃社会の隠語。「佐平治」「佐平二」とも書く》 1 口。また、口をきくこと。転じて、差し出口をすること。追従を言うこと。「—を専らとし、欲深きこと甚だし」〈洒・六丁一里〉 2 余計な...
さお【佐保】
⇒さほ(佐保)
さほ【佐保】
奈良市北部の地名。さお。