たい‐さい【体裁】
⇒ていさい(体裁)
てい‐よく【体良く】
[副]うわべをうまくとりつくろうさま。体裁よく。「—口実をつくってことわる」
て‐まえ【手前】
[名] 1 自分の目の前。自分のもと。「—にある本を取る」 2 自分に近い方。また、目標とするものの前。こちら。「—の交差点を右折する」「採用の一歩—の段階」 3 人の見る前。他人に対する自分...
ととの・う【整う/調う/斉う】
[動ワ五(ハ四)] 1 必要なものがすべてそろう。「材料が—・う」「準備が—・う」 2 きちんとまとまった状態や形になる。調和がとれる。「体裁が—・う」「—・った顔だち」 3 交渉や相談がまと...
トリストラム‐シャンディ
《原題The Life and Opinions of Tristram Shandy, Gentleman》スターンによる小説。1760年から1767年にかけて、全9巻を刊行。原題は「紳士トリ...
とり‐つくろ・う【取(り)繕う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ととのえて見よくする。「体裁を—・う」 2 不都合などを隠そうとしてうわべを飾る。「陽気に振る舞って悲しみを—・う」 3 間に合わせに修繕する。「ふすまの破れを—・う」 ...
トワリスト
《(フランス)toile(型取り用の粗布(そふ))から》デザイン画をもとに立体裁断をし、服の型紙を作る人。
なにもしてない
笙野頼子の中編小説。平成3年(1991)「群像」誌に掲載。引きこもりのような生活を送る女性のモノローグという体裁をとる。第13回野間文芸新人賞受賞。
なま‐わろ【生悪】
[形動ナリ]なんとなく体裁が悪いさま。「無才の人、—ならむ振舞ひなど見えむに」〈源・帚木〉
名(な)を捨(す)てて実(じつ)を取(と)る
体裁・名誉などを犠牲にしても、実質的な利益を得るほうを選ぶ。