きまり【決(ま)り/極まり】
1 物事が決まること。問題になっていたり面倒だったりした物事の終わり。決着。おさまり。「これで話は—だ」「仕事に—を付ける」 2 よりどころとして定められている事柄。規則。通則。「—を破る」「—...
きまり‐わる・い【決(ま)り悪い/極まり悪い】
[形][文]きまりわる・し[ク]《心のおさまりが悪い意》体裁が悪く恥ずかしい。気恥ずかしい。きまりがわるい。「顔を合わせるのが—・い」
綺羅(きら)を飾(かざ)・る
1 華やかに装う。「—・った宴の出席者たち」 2 体裁をつくる。見えを張る。「侍の—・りいかめしく横たへし大小」〈浄・妹背山〉
きれい‐ごと【綺麗事】
1 実情にそぐわない、体裁ばかりを整えた事柄。「もはや—では済まされない」「—を並べる」 2 手際よく美しく仕上げること。「—でなくってはいけねえから、折角骨を折って詰めさせたに」〈滑・八笑人・初〉
きん‐たい【今体】
現在行われている形式や体裁。
きん‐たい【近体】
1 近ごろはやっている体裁や様式。 2 漢詩で、唐代以降の五言・七言の律詩および絶句の形式。近体詩。今体。→古体 3 印刻で、宋(そう)・元(げん)時代の印。
ぎしき‐ば・る【儀式張る】
[動ラ五(四)]形式張ってものものしく体裁を飾る。「—・った会合」
ぎょうき‐ず【行基図】
行基が作ったとされる日本地図。現存しないが、体裁を模したと考えられるものが平安時代から江戸初期まで各種流布した。
くち‐ぎよ・し【口清し】
[形ク] 1 ものの言い方がりっぱである。「心の問はむにだに、—・う答へむ」〈源・夕霧〉 2 体裁よく言い繕うさま。「商人(あきひと)は惣(すべ)て此れ無き事なりと—・く諍(あらが)ふ」〈今昔・...
ぐ‐あい【具合/工合】
1 活動や機能からみた物事の状態。「エンジンの—を調べる」「雨戸の滑り—」「風は吹くし波は高いしといった—であった」 2 健康の状態。「—が悪いので休む」 3 物事の運び方。「こんな—にやろう」...