此処(ここ)は一(ひと)つ
１ 何かを始めたり、試みたりすることを思い立つ気持ちを表す。ここはちょっと。ここはためしに。「—ようすを見よう」 ２ 依頼するときに用いる。ここはどうぞ。「—大目に見てください」
心(こころ)が騒(さわ)・ぐ
気持ちが落ち着かない。また、胸騒ぎがする。「出先で何かあったのではないかと—・ぐ」
こころ‐ぜわし・い【心忙しい】
［形］［文］こころぜは・し［シク］気がせいて落ち着かないさま。気ぜわしい。「年の暮れは何かと—・い」
心(こころ)に適(かな)・う
１ 気に入る。満足に思う。「お—・うように努力します」 ２ 思いどおりになる。心のままになる。「命だに—・ふものならば何か別れの悲しからまし」〈古今・離別〉
こ‐ざかし・い【小賢しい】
［形］［文］こざか・し［シク］ １ 利口ぶっていて差し出がましい。生意気である。「—・い口をきくな」 ２ 何かにつけて要領よく振る舞っている。悪賢くて抜け目がない。「—・く立ち回る」 [派生]こ...
こ‐しょう【故障】
［名］(スル) １ 機械や身体などの機能が正常に働かなくなること。「電車が—する」「猛練習で—する選手が相次ぐ」 ２ 物事の進行が損なわれるような事情。さしさわり。「—がないかぎり参加する」 ３...
こちょ‐こちょ
［副］ １ 指先などで細かくまさぐるさま。「—（と）くすぐる」 ２ すばやく動きまわったり、耳もとで小さな声でしゃべったりするさま。「子供が何か—（と）耳打ちする」
こちん
［副］ １ かたい物が軽く触れ合ったときの音、また、そのさまを表す語。「—と何かが窓ガラスに当たった」 ２ 冷たく固まっているさま。また、かたく動きのないさま。「いつも必ず肚(はら)の底で—と小...
ことあり‐がお【事有り顔】
［名・形動］何かわけのありそうな顔つき。また、そのさま。「—なひそひそ話」「—で集まっている」
こと‐あれかし【事有れかし】
［連語］《「かし」は強めの終助詞》何か事件などが起こればいいと待ち望むようす。事が起こってくれよ。「—と待ち構える」
