なぐさ・める【慰める】
[動マ下一][文]なぐさ・む[マ下二] 1 何かをして、一時の悲しみや苦しみをまぎらせる。心を楽しませる。心をなごやかに静める。「失意の友を—・める」「音楽に—・められる」 2 労をねぎらう。い...
なにか‐しら【何かしら】
[副]《「なにかしらん」の音変化》 1 何かわからないあるものを示す。なにか。「行けば必ず—得るものがある」 2 理由などがはっきりしないことを示す。どういうわけか。なぜか。「苦しいままに、—気...
何(なに)かと言(い)うと
「何かと言えば」に同じ。「—昔の手柄話をもち出す」
何(なに)かと言(い)えば
何か事があると必ず同じ言動をするさま。何かと言うと。「—部下をどなりつける」
何(なに)か無(な)し
《「なにがなし」とも》「何か1」に同じ。「夕方になると—悲しくなる」「子供等は—に嬉しそうに床に就いた」〈藤村・新生〉
何(なに)をがな
何かよいものがあればそれを。何かを。「—形見に嫗に取らせんと」〈今昔・一六・九〉
なん‐ちゃっ‐て
[連語]《副助詞「なんて」+動詞「言う」+連語「ちゃう」+助詞「て」の「なんて言っちゃって」から変化したもの》 1 などと言ってしまって。俗に、何かを言った後に、それが失言や誇張、嘘などであった...
なん‐なん【喃喃】
[ト・タル][文][形動タリ]口数多くしゃべり続けるさま。「喋々(ちょうちょう)—」「何か—と話しているものもある」〈花袋・田舎教師〉
にお・う【臭う】
[動ワ五(ハ四)]《「匂う」と同語源》 1 くさく感じる。いやなにおいがする。「ガスが—・う」「生ごみが—・う」 2 はっきりとはわからないが、その可能性が感じられる。多く、好ましくない物事にい...
にじゅう‐せいかつ【二重生活】
1 同一人が性質の異なる二つの生活を営むこと。「医者と物書きの—」 2 一つの家族の構成員が何かの事情で、別々に生活すること。 [補説]書名別項。→二重生活