けん‐か【鹸化】
エステルが加水分解されて酸とアルコールになる化学反応。もと、油脂(エステル)をアルカリで加水分解して石鹸(せっけん)を作る操作をさした。「—作用」
けん‐が‐みね【剣が峰】
1 火山の噴火口の周縁。特に、富士山頂についていう。 2 相撲で、土俵の円周を作る俵の上面。「—で残す」 3 それ以上少しの余裕もない、ぎりぎりの状態。物事の成否の決まる瀬戸際。「—に立たされる」
けん‐ぎょう【建業】
1 事業の基礎を作ること。 2 「検校(けんぎょう)4」に同じ。 3 琵琶の異称。
けん‐ざい【硯材】
硯(すずり)を作るのに使う石材。
けん‐だい【兼題】
《兼日(けんじつ)の題の意から》歌会・句会などで、題をあらかじめ出しておいて作るもの。また、その題。⇔席題。
けん‐よ【権輿】
1 《「権」は秤(はかり)のおもり、「輿」は車の底の部分の意で、どちらも最初に作る部分であるところから》物事の始まり。事の起こり。発端。「国家の—を穿鑿(せんさく)する」〈逍遥・小説神髄〉 2 ...
げ‐さく【戯作】
《「けさく」とも》 1 戯れに詩文を作ること。また、その作品。 2 江戸後期の通俗小説類の総称。洒落本・滑稽本・黄表紙・合巻(ごうかん)・読本(よみほん)・人情本など。伝統的で格式の高い和漢の文...
げん‐けい【原型】
1 もとの型。もとになる構造・構成をもつもの。「平城京の—は長安である」 2 鋳物や彫刻作品などのもとになる型。土や石膏などで作る。「粘土で—を作る」 3 洋裁で、服を作るときに基本となる平面製...
げん‐し【原糸】
織物を織る場合、または、撚糸(ねんし)を作る場合に、もとになる糸。
げん‐しょく【原色】
1 まぜ合わせて種々の色を作るもとになる色。一般には赤・青・黄の3色。光の場合は、赤・緑・青の3色。 2 まじりけのない、純度の高い色。強く派手な色。「—のドレス」 3 絵画の複製や印刷などで、...