て‐さく【手作】
1 自分で作ること。手づくり。手製。「是は私の—でござある」〈虎明狂・瓜盗人〉 2 自分の手で耕作すること。また、その田地。「大久保一名の知行、又は—までも」〈三河物語・一〉
てん‐さく【転作】
[名](スル)従来から栽培している作物の種類を、他に転換すること。「米作から花卉(かき)栽培に—する」
で‐こさく【出小作】
江戸時代、他の村へ出向いて小作をすること。また、その人。⇔入り小作。
で‐さく【出作】
1 荘園内に居住する農民が、居住地以外の荘園・公領で田畑を耕作したこと。でづくり。 2 「出小作(でこさく)」に同じ。⇔入り作(さく)。
とう‐さく【東作】
《「東」は春の意》春の耕作。また、農作。→西収「春は—のおもひをわすれ、秋は西収のいとなみにも及ばず」〈平家・一〇〉
とう‐さく【盗作】
[名](スル)他人の作品の全部または一部を、そのまま自分のものとして無断で使うこと。また、その作品。剽窃(ひょうせつ)。「論文を—される」
ときわ‐まんさく【常磐満作】
マンサク科の常緑小高木。伊勢神宮付近および熊本に自生し、葉は卵形。5月ごろ、緑がかかった白色の4弁花を開き、実は熟すと黒色の種を出す。栽培もされる。
とん‐さく【頓作】
[名・形動ナリ]即座にうまく応答したり洒落(しゃれ)などを言ったりすること。また、そのような人や、そのさま。「—なる人の知らせて、先づ占ひを見給へとて」〈浮・新可笑記・二〉
どう‐さ【動作】
[名](スル) 1 何かをしようとして、からだを動かすこと。また、そのときのからだの動き。「合図の—」「きびきびとした—」 2 機械類が作動すること。「工作機が複雑に—する」
どう‐さく【同作】
1 同じ作り方。また、そのような作品。 2 同じ人の作品。