あき‐さく【秋作】
1 秋に栽培する作物。 2 秋に収穫する作物。特に、稲。
あきば‐はんさく【秋場半作】
秋場の天候が、稲の収穫の半ば以上を決めるということ。秋日和(あきびより)半作。
悪妻(あくさい)は六十年(ろくじゅうねん)の不作(ふさく)
悪妻をもつと、夫は一生不幸であるということ。悪妻は百年の不作。
あと‐さく【後作】
作物を収穫した後の田畑に他の作物を栽培すること。また、その作物。⇔前作(ぜんさく)。
アリバイ‐こうさく【アリバイ工作】
1 犯人が犯罪現場にいなかったと見せるための行動を取ったり、偽の証言を用意したりすること。「綿密な捜査で—を崩す」 2 (比喩的に)問題に取り組んでいると見せかける、上辺だけの発言や行動。「政府...
かいさく【改作】
[共通する意味] ★すでにある作品に手を加え、新しい作品として発表すること。[英] adaptation[使い方]〔改作〕スル▽前に書いた小説を改作する〔翻案〕スル▽近松物を現代の話に翻案する▽...
かさく【佳作】
[共通する意味] ★作品に対する評価。また、そういう評価を得た作品。[使い分け] 「名作」「傑作」「佳作」「佳編」「秀作」は、すぐれた作品、「労作」は、苦心の作品、「力作」は、力をこめて作った作...
がっさく【合作】
[共通する意味] ★一つの作品を共同で作り上げること。また、その作品。[英] a joint work[使い方]〔合作〕スル▽学年全員の合作による壁画〔連作〕スル▽五人の作家による連作[使い分け...
がんさく【贋作】
[共通する意味] ★本物、真作のように見せて作ること。また、そのように作った物。[英] imitation(模造); forgery(偽造)[使い方]〔模造〕スル▽展示する品は模造でよい▽模造品...
きょうさく【凶作】
[共通する意味] ★作物のできが悪いこと。[英] a poor harvest[使い方]〔不作〕▽今年は麦が不作だ〔凶作〕▽冷夏のため凶作になる〔凶荒〕▽凶荒の対策に炊き出しをする〔飢饉〕▽飢饉...
あらかわ‐しゅうさく【荒川修作】
[1936〜2010]美術家。愛知の生まれ。第二次大戦後の前衛美術を牽引した一人で、図形や記号などを取り入れた絵画様式を確立。のち、建築など立体作品に移行。平成7年(1995)、妻で詩人のマドリ...
いたみ‐まんさく【伊丹万作】
[1900〜1946]映画監督・脚本家。愛媛の生まれ。皮肉と諧謔(かいぎゃく)に富んだ作風で、時代劇に近代的感覚をもたらした。代表作は「国士無双」「赤西蠣太」など。脚本に「無法松の一生」。
うえはら‐ゆうさく【上原勇作】
[1856〜1933]元帥・陸軍大将。宮崎の生まれ。第二次西園寺(さいおんじ)内閣の陸軍大臣として、2個師団増設を強硬に要求して単独辞職、大正政変のきっかけをつくった。
しまき‐けんさく【島木健作】
[1903〜1945]小説家。北海道の生まれ。本名、朝倉菊雄。農民運動に参加。検挙され、転向後に作家生活に入る。作「癩」「生活の探求」「赤蛙」など。
ゆめの‐きゅうさく【夢野久作】
[1889〜1936]小説家。福岡の生まれ。本名、杉山泰道。怪奇・幻想の世界を描いた。作「瓶詰地獄」「ドグラ‐マグラ」など。