よろし‐め【宜し女】
好ましい女。佳人。「—をありと聞きて」〈継体紀・歌謡〉
らん‐げき【乱撃】
[名](スル)入り乱れて撃ちあうこと。また、むちゃくちゃに攻撃・射撃すること。「—戦」「我公使館を—し」〈東海散士・佳人之奇遇〉
らん‐みん【乱民】
社会の安寧・秩序を乱す民。「虚誕誣罔—を煽乱して」〈東海散士・佳人之奇遇〉
りく‐りょう【陸梁】
[名](スル)勝手気ままにあばれまわること。跳梁。「攻守同盟を結び、俄仏の—を禦ぐが如き」〈東海散士・佳人之奇遇〉
りゅう‐ぐう【流寓】
[名](スル)放浪して異郷に住むこと。「他郷に—して」〈東海散士・佳人之奇遇〉
りゅう‐まつ【流沫】
水が泡立って流れること。また、その泡。「—湲湲として船中に入る」〈東海散士・佳人之奇遇〉
りょう‐こう【良工】
1 腕のよい職人。「—材を選ばず」 2 すぐれた画家や彫刻家。「絶世の佳人有名の山水など当時誉れを挙し大家現今の—の筆跡なれば」〈総生寛・西洋道中膝栗毛〉
りょう‐れき【凌轢/陵轢】
[名](スル)侮り踏みにじること。りょうりゃく。「郷侶を—し民人を虐待し」〈東海散士・佳人之奇遇〉
るい‐せん【累遷】
[名](スル)「累進1」に同じ。「英軍と戦い奇功を建て、—して一面の将となる」〈東海散士・佳人之奇遇〉
れい‐ご【囹圄/囹圉】
「れいぎょ(囹圄)」に同じ。「且老奴、久しく—の中に呻吟し」〈東海散士・佳人之奇遇〉