おう‐くつ【枉屈】
[名](スル) 1 身をかがめ、へりくだること。 2 力で押さえつけること。抑圧すること。「出版の自由を許さざれば人民の—を訴うる」〈東海散士・佳人之奇遇〉
か【佳】
[常用漢字] [音]カ(慣) [訓]よい 1 姿形が整って美しい。「佳境・佳景・佳人・佳麗/絶佳」 2 すぐれている。りっぱな。「佳句・佳作・佳品」 3 時機がちょうどよい。めでたい。「佳日・佳...
かい‐れつ【壊裂/潰裂】
[名](スル)破れさけること。くずれこわれること。「干戈(かんか)の禍殆ど将に—せんとす」〈東海散士・佳人之奇遇〉
か‐き【果毅】
決断力があり意志が強いこと。「—軽断、谷風に虎歩し」〈東海散士・佳人之奇遇〉
か‐し【華侈】
派手で、ぜいたくなこと。「—の限りを尽くす」「自ら奉ずること素朴にして、最も—を悪(にく)み」〈東海散士・佳人之奇遇〉
か‐じん【佳人】
美しい女性。美人。 [補説]書名別項。→佳人
かじん‐はくめい【佳人薄命】
《蘇軾「薄命佳人詩」から》美人は、病弱で早死にしたり、運命にもてあそばれて、不幸になったりすることが多いということ。美人薄命。
かん‐か【轗軻/坎坷/坎軻】
《車が思うように進まない意》世間に認められないこと。志を得ないこと。「—不遇」「妾等、何ぞ独り—臲(げっこつ)、浮世の憂苦厄運に縛せられ」〈東海散士・佳人之奇遇〉
かん‐かん【侃侃】
[ト・タル][文][形動タリ]気性が強く信念を曲げないさま。剛直なさま。「—として生民の痛苦を訴え」〈東海散士・佳人之奇遇〉
かん‐こう【間行】
[名](スル)こっそりと隠れて行くこと。忍び歩き。「父兄—して難を避け」〈東海散士・佳人之奇遇〉