かん‐ご【款語】
親しく語り合うこと。「心骨蕩然として悠悠—」〈東海散士・佳人之奇遇〉
かん‐やく【管鑰/管籥】
1 鍵(かぎ)。「守城長曰く、『僕其—を司れり』」〈東海散士・佳人之奇遇〉 2 竹笛。「—の声、…欣欣然と悦びて」〈浄・蝉丸〉
かん‐やく【関鑰/関鎰】
1 門のかんぬきと鍵。門戸の戸締まり。 2 出入りの要所。また、物事の重要なところ。かなめ。「君府は実に欧亜の—世界の咽喉なり」〈東海散士・佳人之奇遇〉
がい‐じ【孩児】
《「孩」は、いとけないの意》 1 幼児。嬰児(えいじ)。おさなご。「—婦女を合せて」〈東海散士・佳人之奇遇〉 2 幼児の戒名につける法号。
が‐とう【牙纛】
《「纛」はヤクの尾などで飾った大旗》さおの先に象牙の飾りのある、天子や大将軍の旗。「自由の—を樹て」〈東海散士・佳人之奇遇〉
き‐く【崎嶇】
[名](スル)険しいこと。容易でないこと。また、辛苦すること。「万里に流飄(りゅうひょう)し重阻に—す」〈東海散士・佳人之奇遇〉
[ト・タル][文][形動タリ] 1 山道の険しいさま。「—た...
きょう‐かん【狂簡】
志は大きいが、行いがそれに伴わず疎略なこと。「疎大—、採るあらば荷甚」〈東海散士・佳人之奇遇〉
きん‐ぜつ【禁絶】
[名](スル)厳重に禁止して根絶やしにすること。「鴉片(あへん)の鴆毒(ちんどく)を—せば」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ぎょう‐せん【仰瞻】
[名](スル)仰ぎ見ること。また、尊敬すること。「万人の—する骨数斗(コースート)其人あるを」〈東海散士・佳人之奇遇〉
ぎょく‐せつ【玉折】
玉が砕けること。転じて、才子・佳人が若死にすることのたとえ。