て‐づかい【手遣い/手使い】
1 手の使い方。手の運び方。 2 操り人形で、糸操りなどに対し、人形遣いが手で直接に人形を遣うやり方。また、その人形。手遣い人形。 3 配下の者をつかわすこと。「伊奈衆へ働きの—仰せ付けられ」〈...
て‐なら・す【手慣らす/手馴らす】
[動サ四] 1 手なずける。飼いならす。「この—・しし猫の」〈源・若菜下〉 2 使いならす。「かの—・し給へりし螺鈿(らでん)の箱なりけり」〈源・夕霧〉
て‐なれ【手慣れ/手馴れ】
[名](スル)使いなれていること。また、やりなれていること。「—の釣り竿」「—した手つき」
て‐な・れる【手慣れる/手馴れる】
[動ラ下一][文]てな・る[ラ下二] 1 使いなれる。扱いなれる。「—・れた包丁を使う」 2 いつもしていて、なれている。熟練する。「—・れた仕事」
て‐に‐を‐は【弖爾乎波/天爾遠波】
《ヲコト点の一種の博士家(はかせけ)点の四隅の点を、左下から右回りに続けて読むと「てにをは」となるところから》 1 漢文を訓読するときに補って読む、助詞・助動詞、用言の語尾、接尾語などの総称。ま...
手(て)の奴(やっこ)足(あし)の乗(の)り物(もの)
《自分の手を召使いとし、足を乗り物にする意から》何事も他人の力を借りずに自分で行うこと。「一身をわかちて、ふたつの用をなす。—、よくわが心にかなへり」〈方丈記〉
手(て)を付(つ)・ける
1 着手する。仕事などを始める。「行政改革に—・ける」 2 使い始める。また特に、使い込む。「定期預金に—・ける」「公金に—・ける」 3 料理などを消費する。「刺身に—・ける」 4 目下の女性な...
てん‐いん【点印】
俳諧の点者が、連句・発句の句帳に評点として押す印形。点者各自が独自のものを数個もち、それぞれ点数を定めて使い分けた。
てん‐しょ【添書】
[名](スル) 1 使いの者に持たせたり、贈り物に添えたりする手紙。添え状。「—を持たせる」 2 紹介状。 3 書類などに気づいたことなどを書き添えること。添え書き。「予算書に—する」
ディオニシオス‐の‐みみ【ディオニシオスの耳】
《Orecchio di Dionisio》イタリア南部、シチリア島、シチリア自治州の都市シラクサに位置する、古代ギリシャ時代の石切り場跡にある洞窟。ネアポリ考古学公園の天国の石切り場にあり、高...