れい・する【例する】
[動サ変][文]れい・す[サ変]例をあげる。例として示す。「立憲自由党の今日ある所以を—・せしめば」〈利光鶴松・政党評判記〉
れい‐せつ【例説】
[名](スル)例をあげて説明すること。また、その説明。
れい‐そん【例損】
1 平安時代、病虫害などによる田地の収穫の減少が10分の3以下のもの。→異損 2 平安時代、重病・死亡などにより、本人の調庸を減免したこと。
れい‐たいさい【例大祭】
1年に1回または2回、その神社で定められた日に行われる大祭。
れい‐だい【例題】
理解を助けるため、また練習のために、例として示す問題。
れい‐てん【例典】
しきたりの法式。典例。
例(れい)なら◦ず
1 いつもと違っている。「—◦ず御格子(みかうし)まゐりて」〈枕・二九九〉 2 からだがいつもの調子でない。病気である。また、妊娠している。「—◦ぬさまに悩ましくし給ふ事もありけり」〈源・宿木〉
例(れい)に洩(も)れず
一般の例と同じく。例外ではなく。
例(れい)によって例(れい)の如(ごと)し
いつものとおりである。相変わらずのありさまである。「来賓のあいさつは—だ」
れい‐ねん【例年】
いつもの年。毎年。「—になく雪が少ない」「—この時期に行う祭」