じ‐ちゅう【侍中】
1 中国の官名。漢代には天子の左右に侍して顧問に応ずる官。唐代以後は門下省の長官。 2 蔵人(くろうど)の唐名。
じてん‐きょう【侍天教】
朝鮮の民間信仰。天道教(東学)の分派で、1856年に崔済愚が創始。一時衰退したが、1906年に李容九が再興。儒教・道教・シャーマニズムの習合したもので、天命を敬い、天道を明らかにし、天主に仕える...
じ‐とう【侍読】
天皇・東宮に仕え、学問を教授する学者。また、その職。後世は侍講という。じどく。
じ‐どく【侍読】
⇒じとう(侍読)
じ‐どう【侍童】
貴人のそばに仕える少年。小姓。
じ‐ひ【侍婢】
貴人の身近に仕える女性。侍女。
じ‐りつ【侍立】
[名](スル)身分の高い人や神聖な物のそばなどにつき従って立つこと。「近親の者は骨壺の傍に—していた」〈里見弴・安城家の兄弟〉
じ‐ろう【侍郎】
古代中国の官名。秦・漢代には宮門の守衛をつかさどる職。唐代では中書省・門下省の長官。その後は、六部の次官の称。
はべ・り【侍り】
[動ラ変]《「は(這)いあり」の音変化で、神や天皇など、絶対者の前に恐れ入った態度でいるのが原義か》 1 「いる」の意の謙譲語で、慎み深い態度でいる意を表す。(貴人の御前に)かしこまって控える。...
はべり‐たま・う【侍り給ふ】
[連語]《かしこまった気持ちでいるの意の動詞「はべり」+尊敬の意の補助動詞「たまふ」》尊者に対する会話で、話し手が敬意を払う必要のある人の動作に用い、動作主を敬うとともに、その動作主の「いる」「...