しょじょう‐じしゃ【書状侍者】
禅宗で、師や長老の近くに侍して、往復文書の事務に当たる僧。内記。内史。
しらぬ‐よ【知らぬ世】
[連語] 1 過去。昔。「—の夢の行くへも尋ねみん物いひかはせ軒の橘」〈藤川五百首〉 2 死んだのちの世。来世。「—の深き煙(けぶり)も晴れぬらん雲ゐる寺を出づる光に」〈夫木・三四〉 3 見知ら...
しろし‐め・す【知ろしめす】
[動サ四]《「しらしめす」の音変化で、平安時代以降の語》「知る」の尊敬語。 1 知っていらっしゃる。おわかりでいらっしゃる。「故按察大納言は、世になくて久しくなり侍りぬれば、え—・さじかし」〈源...
しろ‐み【白鑞】
1 「しろめ(白鑞)」に同じ。 2 白銅(はくどう)。「—の御鏡はとぎにくく侍る」〈七十一番職人歌合・中〉
しん‐そう【新粧】
新しいよそおい。つくりたての化粧。「侍婢皆な—盛服」〈織田訳・花柳春話〉
しん‐はちまん【神八幡】
[副]《八幡神にかけて偽りない意から》絶対に。神かけて。誓って。かみはちまん。「—、侍冥利(さむらひみゃうり)、他言せまじ」〈浄・天の網島〉
しん‐ぷ【親付/親附】
[名](スル)親しんで付き従うこと。「酸面薄相を以て他人を侍するものは、決して人に—せらるべからず」〈中村訳・西国立志編〉
じ【侍】
[常用漢字] [音]ジ(呉) シ(漢) [訓]さむらい はべる さぶらう 〈ジ〉身分の高い人のそばに仕える。「侍医・侍従・侍女/近侍・奉侍」
〈シ〉
に同じ。「内侍」
〈さむらい(ざむらい...
じ【璽】
1 印章。特に、天子の印章。 2 三種の神器の一。八尺瓊曲玉(やさかにのまがたま)。「剣、—、内侍所わたし奉らるるほどこそ」〈徒然・二七〉
じ‐い【侍医】
1 律令制で、典薬寮に属し、天皇を診察し、医薬を奉った医師。 2 宮内庁侍従職に属し、天皇や皇族の診療に当たる医師。