あえ‐もの【肖え者】
1 感化されて似ているもの。「妙法寺の別当大徳(だいとこ)の、産屋(うぶや)に侍りける、—となむ嘆き侍りたうびし」〈源・常夏〉 2 似せたいと思うもの。あやかりもの。手本。「年ごろ持たせ給へりけ...
あお【青】
[名] 1 色の名。三原色の一つで、晴れた空のような色。藍(あい)系統の色から、黄みを加えた緑系統の色までを総称する。また、公家の染織衣服や襲(かさね)の色目では、緑色を意味する。 2 馬の毛...
あお‐さぶらい【青侍】
1 身分の低い若侍。あおざむらい。「一重に薄き—通りかかるを走り寄り」〈浄・彦山権現〉 2 《青色の袍(ほう)を着たところから》公家に仕える六位の侍。あおざむらい。〈日葡〉
あき‐の‐しらべ【秋の調べ】
秋にふさわしい雅楽の調子。平調(ひょうじょう)。「—は弾(ひ)くものこそあなれ」〈宇津保・内侍督〉
あきら・める【明らめる】
[動マ下一][文]あきら・む[マ下二] 1 事情や理由を明らかにする。はっきりさせる。「自ら真相を—・めるというには至らずして」〈二葉亭・浮雲〉 2 心を明るく楽しくする。気持ちを晴れやかにする...
御付き
〔侍者〕a retainer;〔女性の〕a lady-in-waiting;〔英王室の男性〕an equerry;〔従者〕an attendant;〔一団の〕an entourage, a gr...
御手付き
1〔かるた取りで〕お手付きする touch a card by mistakeお手付き3回で失格ですIf you touch the wrong card three times, you're...
ぎらり
侍はぎらりと刀を抜き放ったThere was a flash as the samurai drew his sword.
差す
1〔そそぐ〕pour; fillコップに水を差すfill a glass with water/pour water into a glass父は毎朝鉢植えに水を差しているMy father w...
侍
I〔武士〕a samurai; a Japanese warriorII〔大胆な男〕あいつは大した侍だよHe is truly a man of courage.
そっきん【側近】
[共通する意味] ★高官や貴人などのそば近くに仕えること。[英] an aide[使い方]〔側近〕▽社長の側近として仕える▽総理の側近〔側仕え〕▽将軍の側仕えとして奉公する〔侍従〕▽侍従が取りつ...
そばづかえ【側仕え】
[共通する意味] ★高官や貴人などのそば近くに仕えること。[英] an aide[使い方]〔側近〕▽社長の側近として仕える▽総理の側近〔側仕え〕▽将軍の側仕えとして奉公する〔侍従〕▽侍従が取りつ...
じじゅう【侍従】
[共通する意味] ★高官や貴人などのそば近くに仕えること。[英] an aide[使い方]〔側近〕▽社長の側近として仕える▽総理の側近〔側仕え〕▽将軍の側仕えとして奉公する〔侍従〕▽侍従が取りつ...
まるごし【丸腰】
[共通する意味] ★武器を身につけていないこと。[英] without a weapon[使い方]〔丸腰〕▽丸腰で強盗に立ち向かう▽丸腰の刑事〔無腰〕▽侍は無腰のところを刺客に襲われた[使い分け...
わきづけ【脇付け】
[共通する意味] ★手紙で相手への敬意を表わすために、決められた用い方をする語をいう。[使い分け]【1】「頭語」は、手紙の冒頭に記す語。「結語」は、手紙の最後に記す結びの語。「頭語」と「結語」は...
あおやま‐ただとし【青山忠俊】
[1578〜1643]江戸初期の老中。武蔵岩槻城主。徳川秀忠に近侍し、のち家光の補導役となったが、諫言が勘気にふれて改易された。
く‐ようだつ【孔穎達】
[574〜648]中国、唐の学者。衡水(こうすい)(河北省)の人。字(あざな)は仲達。諸経・算暦に通じ、国子祭酒を経て、太子の侍講となる。太宗の命で「五経正義」「隋書」を編纂(へんさん)。くえい...
けい‐しょう【嵆紹】
[?〜304]中国、晋の人。嵆康の子。恵帝の侍中。河間王の顒(ぎょう)らの反乱(八王の乱)のとき、帝を守って闘い、血を帝の衣に染めて戦死。帝は「嵆侍中の血なり。洗い去ること勿れ」(「晋書」嵆紹伝...
こじじゅう【小侍従】
平安末期の女流歌人。石清水(いわしみず)八幡宮別当紀光清の娘。二条天皇、のち高倉天皇に仕えた。平家物語の月見の章に、藤原実定との和歌の贈答により「待宵(まつよい)の小侍従」とよばれた挿話がある。...
はやさか‐ふみお【早坂文雄】
[1914〜1955]作曲家。宮城の生まれ。独学で作曲を学ぶ。伊福部昭らと「新音楽連盟」を結成。雅楽を題材とした管弦楽曲「古代の舞曲」でワインガルトナー賞を受賞。「羅生門」「七人の侍」「雨月物語...