だん【壇】
1 土を盛り上げてつくった、祭りその他の儀式を行う場所。 2 他より一段高くこしらえた場所。演壇・講壇など。「拍手を浴びて—をおりる」 3 《(梵)maṇḍalaの訳。音写は曼荼羅(まんだら)》...
ちゃ‐とう【茶湯】
仏前や霊前に供える煎茶湯。禅家では忌日などに仏前に供える茶と湯をいう。さとう。
つきみ‐だんご【月見団子】
陰暦八月十五夜と九月十三夜のとき、月に供える団子。《季 秋》
てん‐ちゃ【奠茶】
禅宗で、茶を霊前などに供えること。
てん‐とう【奠湯/点湯】
禅寺で、仏前または大衆に蜜湯を点じて供すること。転じて、死者の霊前に湯を供えること。
とう‐みょう【灯明】
神仏に供えるともしび。昔は油を、今はろうそくなどを用いる。みあかし。
とし‐おけ【年桶】
正月に、供物の米・餅(もち)などを入れて年神に供える桶。
とし‐ぎ【年木/歳木】
1 新年の燃料として、暮れのうちに用意したたきぎ。《季 新年》 2 戸口や門松のそばなどに置き、年神に供える木。節木(せちぎ)。若木。幸い木。《季 新年》
としとく‐だな【歳徳棚】
正月、歳徳神をまつる棚。その年の恵方に向けてつるし、注連(しめ)飾りをし、鏡餅(かがみもち)などを供える。恵方棚。年棚。《季 新年》「火の数や—のにぎやかさ/鬼貫」
にえ【贄/牲】
1 神に供えるささげ物。また、天子に献上する魚や鳥などの食物。その年の新穀などを奉るのにもいう。 2 進物。贈り物。会見のときの礼物。「かの歌女もし我心に協(かな)わば、我はこれを—にせん」〈鴎...