みさき‐がらす【御先烏】
山の神の使者としてのカラス。また、墓前の供物に群がるところから邪霊の代表のようにもいわれる。
みつの‐かしわ【三角柏】
《「みつのがしわ」「みづのかしわ」とも》 1 神に供物をするときや豊明(とよのあかり)の節会(せちえ)のときに、酒や飯を盛り入れる木の葉。葉の先が三つあるいは五つに裂けたものでカクレミノの葉とも...
み‐やつくち【身八つ口】
女物や子供物の和服の身頃(みごろ)のわき明き。また、その寸法。袖付け下からわき縫いまでの間。身八つ。八つ口。
みょうおん‐こう【妙音講】
妙音天を祭って供物を供え、琵琶(びわ)などを演奏した楽人たちの集会。
もちばな‐いり【餅花煎り】
正月に飾った餅花をしまっておいて、2月の涅槃会(ねはんえ)の供物として煎ったもの。また、餅を細かく切ってあられにして用いることもある。
もり‐どの【盛殿】
神にささげる供物を調える所。盛屋(もりや)。
伊勢神宮で、祭使・寮官が直会殿(なおらいどの)で賜る酒食を盛り調える殿舎。
もり‐もの【盛(り)物】
1 膳(ぜん)に食物を盛った物。 2 神仏に供える供物。
やく‐ぐ【役供/益供】
神への供物を陪膳(はいぜん)の役に取り次ぐこと。また、その役。
りょう‐ぐ【霊供】
死者の霊に供える食物。また、霊前への供物。
れい‐く【霊供】
《「れいぐ」とも》霊前に供える供物。