しほん‐ちくせき【資本蓄積】
剰余価値の一部を資本に転化し、生産規模を拡大していくこと。
しほん‐とうひ【資本逃避】
通貨価値の下落、為替管理の強化、政治的不安などが予想される場合、その不利益を避けるため、自国通貨を通貨価値がより安定している他国の通貨に換えること。
し‐もん【四文】
1 銭1文の4倍。 2 安っぽいこと、少しばかりのことのたとえ。「狂歌や誹諧を—ばかりもする人や」〈滑・浮世床・初〉 3 《四文銭の価値がわずかであったところから》軽々しいこと。軽率なこと。副詞...
しゅうごう‐ぶつ【集合物】
1 個々の物が集まって成り立っている物。 2 法律で、個々の物が集合して経済的に一つの価値を有し、取引上も一体として取り扱われる物。工場とその中の機械など。
しゅう‐じ【修治】
[名](スル)手を加えてなおすこと。しゅうち。「この産業は—せざれば価値(かちょく)を生ぜず」〈中村訳・西国立志編〉
しゅかん‐かちせつ【主観価値説】
価値学説の一。財の価値は人々が主観的に判断する効用によって決まるとする。オーストリア学派によって提唱された。効用価値説。
しゅかん‐しゅぎ【主観主義】
1 哲学で、真理や価値の基準を主観のうちにのみ帰して、それらの客観性を認めない立場。⇔客観主義。 2 客観的諸条件を無視して、自己の主観的判断にのみ依拠する態度。⇔客観主義。 3 刑法理論で、刑...
しゅんじゅう‐の‐ひっぽう【春秋の筆法】
《「春秋」の文章には、孔子の正邪の判断が加えられているところから》事実を述べるのに、価値判断を入れて書く書き方。特に、間接的原因を結果に直接結びつけて厳しく批判する仕方。
しょうえき‐ち【承役地】
地役権の設定によって、要役地の利用価値を増すために供される土地。要役地のために通路となる土地など。
しょう‐か【上下】
[名](スル) 1 うえとした。じょうげ。 2 身分の高い人と低い人。統治者と人民。「尚—長少の義理人情を重んじ」〈福沢・福翁百話〉 3 あがることとさがること。あがりさがり。あげさげ。「結論の...