おう‐こう【王侯】
王と諸侯。
くん‐こう【君侯】
諸侯を敬っていう語。
こう【侯】
1 大名・小名。諸侯。「法に坐(ざ)して—を失い現在の地位に堕(おと)されて」〈中島敦・李陵〉 2 五爵の第二位。侯爵。
こう【侯】
[常用漢字] [音]コウ(漢) 1 封建時代の領主。大名。「王侯・君侯・諸侯・土侯・藩侯・列侯」 2 弓の的。「侯鵠(こうこく)」 [名のり]きぬ・きみ・とき・よし
こう‐こう【公侯】
1 大名。諸侯。 2 公爵と侯爵。
さんびゃく‐しょこう【三百諸侯】
《江戸時代、大名の数が約300あったところから》すべての大名。
しゃくろく‐ほうこう【爵禄封侯】
東洋画の画題の一。雀(すずめ)・鹿(しか)・蜂(はち)・猿を一図に描くもの。雀は爵、鹿は禄、蜂は封、猿猴(えんこう)は侯に音が通じるので、立身出世を祝ったもの。
しょ‐こう【諸侯】
1 近世、諸大名をいう。→大名 2 古代中国で、天子から封土を受け、その封土内の人民を支配していた人。 3 封建時代のヨーロッパで、一定の支配地と臣下をもった領主階級。
せんきょ‐こう【選挙侯】
⇒選帝侯(せんていこう)
せんてい‐こう【選帝侯】
中世ドイツで、神聖ローマ皇帝を選挙する特権をもった諸侯。1356年発布の金印勅書で、マインツ・ケルン・トリーアの各大司教、ボヘミア王・ライン宮廷伯(プファルツ伯)・ザクセン公・ブランデンブルク辺...