せいとう‐ぼうえい【正当防衛】
急迫不正の侵害に対し、自己または他人の権利を防衛するためにやむをえずなされる加害行為。刑法上は違法性がないものとみなされて罰せられず、民法上も損害賠償責任を負わない。緊急防衛。→過剰防衛
せつ‐じ【説示】
[名](スル) 1 わかりやすく説き示すこと。「前文にも略(ほ)ぼ—せし如く」〈田口・日本開化小史〉 2 人権侵犯事件が発生した場合に、法務省の人権擁護機関が行う救済手続きの一。人権侵害を行った...
せんゆう‐そけん【占有訴権】
占有者が、占有を侵害されたり、そのおそれがあったりする場合に、侵害の排除などを請求できる権利。
そくじ‐はん【即時犯】
一定の法益の侵害またはその危険が発生すると同時に犯罪が完成し、終了するもの。殺人罪・放火罪など。即成犯。→継続犯 →状態犯
ぞう‐ぶつ【贓物】
犯罪によって他人の財産を侵害し、手に入れた物。盗品の類。贓品。ぞうもつ。
ちざい‐そしょう【知財訴訟】
《「知的財産訴訟」の略》特許権・著作権などの知的財産権の保護や権利侵害に関する訴訟。平成17年(2005)知財訴訟専門の裁判所である知的財産高等裁判所が創設された。
デジタルミレニアム‐ちょさくけんほう【デジタルミレニアム著作権法】
1998年に成立し、2000年に施行された米国の改正著作権法。主に音楽や映像などのコンテンツの不正な複製の防止を目的とする。デジタル著作権管理(DRM)技術の無力化を禁じることや、インターネット...
とうし‐ほけん【投資保険】
日本企業が海外に持つ株式や不動産などの資産について、外国政府による権利侵害や、天災・戦争による被害を受けた場合などに補償する保険。海外投資保険。
とっきょひけいそう‐じょうこう【特許非係争条項】
企業が自社の持つ特許の使用を他社に認めるとき、契約書の中でその特許が他社の持つ特許を侵害することがあっても他社は訴訟を起こさないとする条項。NAP(non-assertion of patent...
どうぶつあいご‐ほう【動物愛護法】
《「動物の愛護及び管理に関する法律」の略称》動物の虐待の防止、動物の適切な取り扱いなどについて定めた法律。動物の生命を尊重し愛護すること、動物による人の生命・身体・財産への侵害を防止することを目...