怒(いか)りを遷(うつ)・す
《「論語」雍也(ようや)から》腹を立てて、関係のないものにまで当たり散らす。やつあたりする。「母が父にも—・して慳貪(けんどん)に口をきいたことをも思い出し」〈独歩・酒中日記〉
い‐がい【以外】
1 ある範囲の外側。「自分の職務—のこと」⇔以内。 2 (他の名詞や動詞に付いて)それを除く他の物事。「関係者—入室禁止」「食べる—に楽しみがない」
いき【粋】
[名・形動]《「意気」から転じた語》 1 気質・態度・身なりなどがさっぱりとあかぬけしていて、しかも色気があること。また、そのさま。「—な姿」「—な柄」「—な店」⇔野暮(やぼ)。 2 人情の機微...
いく‐ばく【幾何/幾許】
1 数量・程度の不明・不定なことをいう語。どれほど。「—の利益を得たか」 2 (「いくばくか」の形で)ある程度。若干。「旅費はまだ—か残っている」 3 あとに係助詞「も」と打消しの語を伴って、数...
いく‐ほど【幾程】
1 不明・不定な数量・程度をいう語。どれほど。「—の年を経たものか」 2 あとに係助詞「も」と打消しの語を伴って、存外に少ない数量であることを表す。どれほど。「付き合って—もたたないうちに結婚した」
いけい‐こうはい【異系交配】
分類上同種であるが類縁関係が比較的遠い品種・変種・種などを交配すること。品種改良など、実用上の価値は高い。アウトブリード。
いけん‐ちょうしゅかい【意見聴取会】
人々の意見を聞くために開く会。特に、行政機関が政策をまとめるにあたって、利害関係者および第三者などの意見を聞き取るために開催する会合。
いこくせんうちはらい‐れい【異国船打払令】
江戸幕府が文政8年(1825)に出した外国船追放令。ロシア・イギリス船の来航の増加に対し、理由に関係なく外国船を打ち払えと命じた。天保13年(1842)廃止。無二念(むにねん)打払令。
イコール‐パートナーシップ【equal partnership】
対等な関係で行う協力や提携。
いさら
[接頭]水に関係あることを表す名詞に付いて、小さい、細い、少ない、という意を表す。「—波」「—水」