いしく‐も【美しくも】
[連語]《形容詞「い(美)し」の連用形+係助詞「も」》 1 見事に。殊勝にも。「—宣(のたま)ひたり」〈太平記・九〉 2 よくもまあ。ひどくも。「—一茶は我をたばかりけるかな」〈父の終焉日記〉
いしょうにほんでん【異称日本伝】
江戸初期の史書。3巻。京都の儒医松下見林著。元禄6年(1693)刊。中国・朝鮮の史書から日本関係の記事を抜き出して編集したもの。
い‐しん【移審】
上訴により、事件の係属関係が上級の裁判所へ移ること。
いしんしりょう‐へんさんかい【維新史料編纂会】
明治44年(1911)、文部省内に設けられた明治維新関係史料の編纂機関。「大日本維新史料」稿本約四千冊を編纂。昭和24年(1949)、東京大学史料編纂所に吸収。
いじめぼうしたいさくすいしん‐ほう【いじめ防止対策推進法】
学校におけるいじめの防止・早期発見・対処のための基本理念、いじめの禁止、関係者の責務などを定めた法律。平成25年(2013)施行。
い‐じゅん【違順】
仏語。逆境と順境。苦を感じる境界と楽を感じる境界。愛・憎など、順と逆との関係をいう。「常(とこ)しなへに—につかはるる事は、ひとへに苦楽のためなり」〈徒然・二四二〉
い‐せい【異性】
1 男女・雌雄の性が異なること。特に、男性から女性を、女性から男性をさしていう。「—との交際」⇔同性。 2 性質が違うこと。また、その性質。 3 異性体の関係にあること。
いせい‐あい【異性愛】
異性を性愛の対象とすること。また、そのような関係。
いせきがた‐しゅっこう【移籍型出向】
出向のうち、出向元の事業主との雇用関係は終了し、出向先の事業主との間にだけ雇用関係があるもの。移籍出向。転籍出向。→在籍型出向
いぜん‐けい【已然形】
文語の動詞・形容詞・形容動詞・助動詞の活用形の一。助詞「ば」「ど」「ども」などが付いて順接・逆接の確定条件を表す。また、係助詞「こそ」をうけて文を結ぶ。口語では、これに相当する活用形が仮定の意味...