かかり‐あい【掛(か)り合い】
1 つながりをもつこと。関係。かかわり。「私には—のないことだ」 2 巻き添えをくうこと。「—になりたくない」
かかり‐あ・う【掛(か)り合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 関係する。かかわる。「この事件は彼と深く—・っている」 2 好ましくないことに関係する。巻き込まれる。「面倒なことに—・う」
かかり‐うけ【係(り)受け】
文章中で、係る語句と受ける語句。たとえば、主語と述語、修飾語と被修飾語は係り受けの関係にある。→かかる25 →うける9
かかり‐かん【係官】
官公庁で、一定の事務を担当している人。係の役人。
かかり‐き・る【掛(か)り切る】
[動ラ五(四)]もっぱら、ある一つの事柄に関係・従事する。あることのために全力を注ぐ。「この仕事にだけ—・る」
かかり‐じょし【係(り)助詞】
助詞の分類の一。文中にあって、述語と関係し合っている語に付属して、その陳述に影響を及ぼし、また、文末について、文の成立を助ける働きをする助詞。口語には、「は」「も」「こそ」「さえ」「しか」「しも...
かかり‐ちょう【係長】
官庁・会社などでの役職の一。その部署の係員の長で、普通は課長の下の地位。
かかり‐むすび【係(り)結び】
文語文で、文中に係助詞が用いられる場合、それに応じて文末の活用語の形態に変化の生じる現象。 [補説]狭義には、上に「風ぞ強き」「風なむ静かなる」「風や出づる」「風かやまざる」のように「ぞ」「なむ...
かか・る【掛(か)る/懸(か)る/係る】
[動ラ五(四)] 1 ㋐上が固定された状態で、高い所からぶらさがる。上から下へさがる。「壁に絵が—・っている」「カーテンの—・っている部屋」 ㋑中空など、高い所に位置する。「月が中天に—・る」 ...
かかわら‐ず【拘らず/係わらず】
[連語]《動詞「かか(係)わる」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連用形》(「…に」「…にも」のあとに付けて用いる) 1 …なのにそれでも。…であるのに。「努力したにも—受からなかった」 2 …に...