ぞく‐さい【俗才】
俗事に長じた才能。世才。
ぞく‐し【俗士】
世間並みの人。また、見識のないつまらない人。俗人。
ぞく‐しゅ【俗手】
囲碁・将棋で、初心者が打ちそうな平凡な手。ぞくて。
ぞく‐しゅ【俗趣】
低俗な趣味。また、俗っぽいようす。
ぞく‐しゅう【俗習】
世間一般のならわし。世俗の習慣。
ぞく‐しゅう【俗臭】
金や名誉などに執着する世俗的な雰囲気。俗っ気。「—芬々(ふんぷん)」
ぞく‐しゅう【俗衆】
1 世間一般の人々。大衆。 2 僧侶に対して、在俗の人々。ぞくしゅ。
ぞく‐しょ【俗書】
1 低俗な書物。 2 気品に欠ける書風。俗筆。 3 仏典以外の書物。外典(げてん)。「毛詩、論語、漢書、文選(もんぜん)等の—を読むに」〈今昔・一一・一二〉
ぞく‐しょう【俗姓】
1 僧が俗人であったときの姓。ぞくせい。「悲田院の尭蓮上人(げうれんしゃうにん)は、—は三浦の某(なにがし)とかや」〈徒然・一四一〉 2 家柄。素性。「—歴々の浪人身を隠して」〈浮・永代蔵・六〉
ぞく‐しょう【俗称】
1 世間で通っている、正式でない呼び名。通り名。通称。 2 僧の出家前の名。俗名(ぞくみょう)。