たっ‐ぱ【立っ端/建っ端】
1 建築用語で、高さのこと。「軒の—」 2 一般的な物の高さ。また、背の高さ。「—のある俳優」
たて‐おやま【立女形】
歌舞伎で、一座の女形俳優の中で最高位の者。
たて‐し【立師/殺陣師】
立ち回りの型を考案し、出演俳優に教える専門家。
たて‐やく【立役】
1 「立役者1」に同じ。 2 上方歌舞伎で、侠客(きょうかく)を演じる俳優。
たて‐やのじ【竪やの字】
女帯の結び方。背中に肩から斜めに「や」の字形に結ぶもの。宝暦(1751〜1764)のころ、歌舞伎俳優2代目瀬川路考の創始という。やの字結び。
たび‐こ【旅子】
旅回りの少年俳優で、男色の相手をしたもの。「—狂ひを心ざしけるに」〈浮・永代蔵・五〉
たびじのはて【旅路の果て】
《原題、(フランス)La fin du jour》フランス映画。デュビビエ監督による1939年公開の白黒作品。南仏の老人ホームを舞台に、往年の名俳優たちが老いと向き合う姿を描く。
たゆう‐ご【大夫子】
将来、立女形(たておやま)となるべき素質のある歌舞伎の年少俳優。たゆうこ。「容貌(かたち)も人にすぐれて—にもなるべきものと思ひしに」〈浮・胸算用・四〉
タレント【talent】
1 才能。素質。技量。「音楽の—がある」 2 芸能人。特に、テレビ・ラジオ番組に出演する歌手・俳優・司会者や文化人など。「テレビ—」「人気—」 3 ⇒タラント
だいみん‐ずきん【大明頭巾】
紫縮緬(むらさきちりめん)の袖頭巾。宝暦(1751〜1764)のころ、大坂の女形俳優中村富十郎が、江戸で防寒のために作ったといわれる。初期には男性も用いたが、のちには女性専用となった。御高祖(お...