しい‐か【詩歌】
《「しか(詩歌)」の慣用読み》 1 漢詩と和歌。「—管弦の遊び」 2 詩・和歌・俳句など韻文の総称。「近代—の流れ」 [補説]書名別項。→詩歌
しき‐し【色紙】
1 和歌・俳句・書画などを書き記す四角い厚紙。五色の模様や金・銀の砂子などを施すものもある。伝統的な寸法は2種類あり、大は縦6寸4分(約20センチ)・横5寸6分(約17センチ)、小は縦6寸(約1...
しぶがき【渋柿】
日本の俳句雑誌。大正4年(1915)、松根東洋城の主宰により創刊。昭和27年(1952)から昭和51年(1976)までは門下の野村喜舟が主宰。以後も主宰者を変更しながら現在まで刊行が続く。
しゃくなげ【石楠】
俳句雑誌。大正4年(1915)、大須賀乙字の支援を得て臼田亜浪が創刊・主宰。臼田の死後、原田種茅の主宰により読みを「せきなん」と改めて昭和27年(1952)復刊。昭和31年(1956)廃刊。
しゃくみょう【惜命】
石田波郷の俳句集。昭和25年(1950)刊行。自身の結核の闘病生活を題材にしている。
しゃ‐せい【写生】
[名](スル)景色や事物のありさまを見たままに写し取ること。絵のほかに、短歌・俳句・文章についてもいう。スケッチ。「梅の花を—する」「—旅行」
しゃせい‐せつ【写生説】
正岡子規の唱えた俳句・短歌の方法論。絵画の理論を移入し、実物・実景をありのままに具象的に写し取ること。子規以後、俳句では河東碧梧桐(かわひがしへきごとう)・高浜虚子ら、短歌では伊藤左千夫・長塚節...
しゅ【朱】
1 黄ばんだ赤色。 2 黄色みを帯びた赤色の顔料。天然には辰砂(しんしゃ)として産し、成分は硫化水銀。朱肉や漆の着色、油絵の具などに用いる。 3 「朱肉」の略。 4 「朱墨(しゅずみ)」の略。 ...
しゅう‐く【秀句】
1 すぐれた俳句。また、詩歌などのすぐれた句。名句。 2 掛け詞や縁語などを巧みに使ったしゃれ。口合い・地口(じぐち)・語呂合わせなどの類。 3 詩歌・文章などで、巧みな縁語や掛け詞を使った気の...
しゅんこう【春光】
稲畑汀子の俳句集。昭和61年(1986)刊行。