はい‐ろん【俳論】
俳諧・俳句に関する理論や批評。
はい‐わ【俳話】
俳諧・俳句についての話。俳談。
はっ‐とく【八徳】
1 八つの徳目。仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌(てい)。 2 俳諧の宗匠や画工などが着た胴服(どうぶく)。 3 《「八徳の水」の略》「八功徳水(はっくどくすい)」に同じ。
はな‐の‐もと【花の本/花の下】
1 花の咲いている木の下。花の陰。《季 春》 2 《鎌倉・南北朝時代に、寺社の桜の木の下で連歌を興行したところから》地下(じげ)の連歌愛好者。また、その名手への尊称。 3 《2から転じて》連歌・...
はなやにっき【花屋日記】
江戸後期の俳諧書。2巻。藁井文暁編。文化8年(1811)刊。最初「芭蕉翁反古文(ばしょうおうほごぶみ)」の書名であったが、天保年間(1830〜1844)の再版で現書名となった。芭蕉の門人の手記や...
はらみ‐く【孕み句】
連歌・俳諧で、会席に出る前にあらかじめ用意しておいた句。
はるのひ【春の日】
江戸前期の俳諧集。1冊。山本荷兮(やまもとかけい)編。貞享3年(1686)刊。蕉門の連句・発句を集めたもの。俳諧七部集の一。
ばしょうおうにじゅうごかじょう【芭蕉翁廿五箇条】
江戸中期の俳諧作法書。1冊。享保11年(1726)刊。芭蕉の作といわれるが、各務支考(かがみしこう)の偽作かとされる。蕉風俳諧の付合(つけあい)の作法25か条を説いたもの。貞享式(じょうきょうしき)。
ばしょうしちぶしゅう【芭蕉七部集】
「俳諧七部集」の異称。 幸田露伴が大正9年(1920)から昭和22年(1947)にかけて執筆した、蕉門の撰集7部12冊の評釈。評釈芭蕉七部集。露伴評釈芭蕉七部集。
ひかり‐もの【光り物】
1 光を放つ物。光って見えるもの。流星・いなずまなど。 2 金貨・銀貨。 3 金属類。特に、銅・真鍮(しんちゅう)など、値のはるもの。再生資源回収業者がいう。 4 鮨(すし)種で、はだが青白く光...