こめ‐だわら【米俵/米苞】
米を入れる俵。わらを編んで作る。
さんじゅうろっ‐ぴょう【三十六俵】
相撲の土俵。もと二重土俵で、内側の円が16俵、外側の円が20俵、合計36俵であった。現在は外側だけ。
さん‐だわら【桟俵】
米俵の両端に当てる円いわらのふた。さんだらぼうし。さんだらぼっち。
すかし‐だわら【透かし俵】
クスサンの繭。長さ5センチほどの粗い網目状で、俵のような形をしている。
すみ‐だわら【炭俵】
炭を詰める俵。また、炭の詰まった俵。わら・あし・かやなどで作る。《季 冬》「薄雪や簷(のき)にあまりて—/波郷」 [補説]書名別項。→炭俵
すみだわら【炭俵】
江戸中期の俳諧集。2冊。志太野坡(しだやば)・小泉孤屋・池田利牛共編。元禄7年(1694)刊。芭蕉晩年の「軽み」の境地がよく表れ、のちの俳壇に大きな影響を与えた。俳諧七部集の一。
たね‐だわら【種俵】
稲の種もみを入れて、種井(たない)・種池などにつけておく俵。《季 春》「—つつき遊べる小魚かな/虚子」
たわら【俵】
1 わらや、かやなどを編んで作った袋。穀類・芋類・木炭などを入れるのに用いる。 2 ナマコの別名。 [補説]歴史的仮名遣いを「たわら」とする説もある。
たわら【俵】
姓氏の一。 [補説]「俵」姓の人物俵国一(たわらくにいち)俵藤太(たわらとうた)
とく‐だわら【徳俵】
相撲の土俵で、東西南北の中央に切れ目を作り、円の外側に一俵ずつ、ずらして置いてある俵。