ぼう‐がね【坊がね】
《「がね」は接尾語》将来、東宮に就くべき候補者。皇太子候補。「—を、一人にもあらず二人まで」〈宇津保・蔵開中〉
ボルダ‐ルール【Borda rule】
選挙方法の一つ。投票者がすべての候補者に対して、よいと思う順に高い点数をつけ、総得点が高い候補者を当選とする。名称は、18世紀後半にこの方法を提唱したフランスの物理学者ジャン=シャルル=ド=ボル...
マイクロドーズ‐しけん【マイクロドーズ試験】
《microdose study》超微量の新薬候補物質を人体に投与し、薬物動態(吸収・分布・代謝・排泄(はいせつ)の過程)を解析する手法。臨床試験(治験)を行う前に候補物質を絞り込むことで、開発...
マイクロレンズ‐こうか【マイクロレンズ効果】
重力レンズの効果により、遠方の天体の見かけの明るさが増す現象。銀河より軽い、恒星程度の質量の天体が遠方の天体と地球の間を横切るときに起こる。変光星の光度変化と異なり、星の色味(スペクトル)が変化...
マッチョ【MACHO】
《massive compact halo object》光などの電磁波を放出または反射しているが、非常に暗くて小さいため、直接観測することが困難な天体の総称。銀河の回転運動の観測から、銀河のハ...
マニフェスト【manifesto】
《「宣言(書)」「声明(書)」の意》 1 国政選挙では政党が、地方選挙では候補者が政権獲得後に実施する政策を具体的に挙げ、実施時期と予算措置について明確に有権者に提示した文書。政権公約。政策宣言...
まねかれざるきゃく【招かれざる客】
笹沢左保の長編推理小説。昭和34年(1959)の第5回江戸川乱歩賞に「招かざる客」の題名で応募、最終候補作となる。改稿・改題を経て昭和35年(1960)に出版、著者のデビュー作となった。
まぼろしのザビーネ【幻のザビーネ】
古川薫による小説。平成元年(1989)刊行。同僚の変死により職場を追われたエリート会社員を描く。直木賞候補作。
マーズリコネサンス‐オービター【Mars Reconnaissance Orbiter】
米国の火星探査機。2005年に打ち上げられ、翌2006年に火星の周回軌道に到達。火星大気との摩擦で減速させる空力ブレーキが用いられた。火星表面の1メートル以下の物体を判別できる高解像度カメラを搭...
みしまゆきおろん【三島由紀夫論】
磯田光一の評論。昭和35年(1960)、第3回群像新人賞の最終候補作となり、「群像」10月号に掲載された文壇デビュー作。