テロワール【(フランス)terroir】
土壌のこと。また特に、ワイン用のブドウなどの産地の、耕作環境に関するあらゆる特性のこと。気候や地形のほか、生産者の人的要因なども含めていうことがある。
手(て)を砕(くだ)・く
さまざまに工夫をこらす。「この度我と—・き合戦仕り候はずは」〈太平記・二六〉
てんいち‐たろう【天一太郎】
天一天上の最初の日。この日の天候で、その年の豊凶を占う。
てん‐き【天気】
1 ある場所の、ある時刻の気象状態。気温・湿度・風・雲量などを総合した状態。「—が変わりやすい」「今日は—がよい」 2 晴天。「—が続く」「明日は—になるだろう」 3 天にみなぎる気。「人事全う...
てんき‐りげん【天気俚諺】
天気・天候・気候などの予測に関する昔からの言い伝え。「夕焼けは晴れ、朝焼けは雨」「北東風は天気が悪い」などの類。
てん‐こう【天候】
比較的短い期間の天気の総合的状態。また、天気のぐあい。空模様。天気と気候との中間の概念。「大会は—に恵まれた」「不順な—」「悪—」 →天気[用法]
てんこう‐デリバティブ【天候デリバティブ】
《デリバティブは、金融派生商品の意》冷夏・暖冬・長雨などの異常気象によって企業や商店の受ける損失を補償する金融商品。損害保険各社が発売。事前に一定の料金を支払い、異常気象の種類や程度を設定し、そ...
てんこう‐ほけん【天候保険】
飲食業などの来店型事業者、テーマパークなど屋外営業事業者、アパレル関連事業者などが、天候の影響により余儀なくされた支出や損失を塡補する保険。
てんごくはとおすぎる【天国は遠すぎる】
土屋隆夫の長編推理小説。昭和34年(1959)刊。同年、第41回直木賞の候補作となる。
てんしがきえていく【天使が消えていく】
夏樹静子の長編推理小説。「天使が消えてゆく」のタイトルで、昭和44年(1969)の第15回江戸川乱歩賞に応募。最終候補作となり、翌年、現タイトルに改題して刊行。