そら‐もよう【空模様】
1 空のようす。天候のぐあい。「雨になりそうな—」 2 事の成り行き。情勢。「険悪な—」
それがし‐かれがし【某彼某】
[代]不定称の人代名詞。名をはっきり示さずに二人以上をさしていう。だれかれ。「庁には又何者か候と言へば、—と言ふ」〈宇治拾遺・一四〉
それ‐も【其れも】
[連語] 1 前に述べた事柄についての補足の説明を加える。「彼は学位を取ったんだよ。—二十歳でだよ」 2 前の事柄と後の事柄が逆接の関係にあることを示す。それでも。そうであっても。「おぼろげにて...
ソーンジトコフ‐てんたい【ソーンジトコフ天体】
赤色巨星または赤色超巨星の中心に中性子星が取り込まれた天体。1975年にK=ソーンとA=ジトコフが提唱した仮説上の天体であり、通常の赤色巨星や赤色超巨星とスペクトルが異なると考えられている。20...
ぞう‐し【曹司】
1 宮中や官庁内に設けられた女官・官吏などの部屋。「更衣の—を、ほかに移させ給ひて」〈源・桐壺〉 2 貴族の邸内に部屋を与えられて仕えること。また、その人。「殿の内に年ごろ—して候ひつる人々」〈...
ぞうにん‐ばら【雑人輩】
《「ばら」は接尾語》雑人ども。武家では、具足を着用しない雑兵(ぞうひょう)。「矢面の—そこのき候へとて」〈平家・一一〉
ぞんじ‐つ・く【存じ付く】
[動カ五(四)]「思いつく」「気づく」の意の謙譲語。「火中に投没いたし候えば、則ち火気に化し、発響致候より、はからず—・き候」〈魯文・安愚楽鍋〉
たい‐か【大過】
1 大きなあやまち。大変な失敗。「—なく定年まで勤める」 2 きわめて大きいこと。「陸奥(みちのく)と云ふは、如何ほどのひろき国ぞと問ひ給へば、—の国にて候」〈義経記・一〉
たいきかいようけつごう‐モデル【大気海洋結合モデル】
大気と海洋の間の熱や水蒸気のやり取りを一体的に組み入れた気候モデル。気象庁では、エルニーニョ現象やラニーニャ現象のような海洋の変動の予測、3か月予報、暖候期予報、寒候期予報などに利用している。
たいき‐かがく【大気科学】
大気中で起こる物理現象、および大気の組成や成り立ちについて研究する学問。気象学や気候学を含む地球科学の一分野に位置づけられる。