ご‐らいだん【御頼談】
江戸時代、蔵屋敷出入りの町人が秋の回米を担保として諸藩から借金を依頼されること。
さい【債】
返さなければならない金品。また、金品を借りた負い目。借金。借財。「債を負う」
さい【債】
[常用漢字] [音]サイ(漢) 1 借りがあること。負い目。借金。「債券・債務/負債」 2 貸しを取り立てること。「債鬼・債権」 3 「債券」の略。「外債・起債・国債・社債」
さい‐き【債鬼】
借金の返済を厳しく迫る人。情け容赦なく取り立てるさまを鬼にたとえていう。
さがり‐とり【下がり取り】
借金取り。かけとり。「—おふくろと見てつけあがり」〈柳多留・一九〉
しく‐はっく【四苦八苦】
[名](スル) 1 非常に苦労、また、苦悩すること。「借金に追われて—する」 2 仏語。人間のあらゆる苦しみ。生・老・病・死の四苦と、それに愛別離苦・怨憎会苦(おんぞうえく)・求不得苦(ぐふとく...
しち‐いれ【質入れ】
[名](スル)借金の際、その担保として物品を質屋などに預けること。
しち‐うけ【質請け】
[名](スル)借金を返して、質入れした品物を請け出すこと。「流れる寸前で—する」
しに‐いちばい【死に一倍】
親が死んで遺産が入ったら、元金を倍にして返すと約束して借金すること。また、その借金。「はや—三百目の借り手形」〈浮・一代男・一〉
しゃく【借】
[音]シャク(呉) シャ(呉)(漢) [訓]かりる [学習漢字]4年 〈シャク〉 1 かりる。「借款・借金・借用/寸借・前借・貸借・賃借・拝借」 2 ゆるす。「仮借(かしゃく)」
〈シャ〉 ...