けん‐とく【倹徳】
質素・倹約の徳。
けんやく‐か【倹約家】
倹約につとめる人。しまりや。
けんやく‐れい【倹約令】
江戸時代、幕府や大名が公布した倹約強制の法令。財政の緊縮をはじめ、日常生活における分相応の節約を命じたもの。
こうもん‐せいかく【肛門性格】
精神分析用語。成長したのちも、発達が肛門期に固着している性格類型。規則的・倹約・潔癖・強情などの性格を示す。アナル的性格。
財布(さいふ)の紐(ひも)を締(し)・める
むだな金を使わないようにする。倹約する。財布の口を締める。
しちぶ‐つみきん【七分積み金】
寛政の改革における一政策。寛政3年(1791)老中松平定信が江戸の町費の倹約を命じ、その倹約額の7割を積み立てて不時の出費に充てるとともに、貸付金としても運用したもの。七分金積立。
しっかり‐もの【確り者】
1 考え方が堅実で意志が強い人。「—の奥さん」 2 倹約家。しまりや。
しっ‐そ【質素】
[名・形動] 1 飾りけがないこと。質朴なこと。また、そのさま。「—な身なり」 2 生活などがぜいたくでなく、つつましくて倹約なこと。また、そのさま。「—に暮らす」 [派生]しっそさ[名]
し‐まつ【始末】
[名・形動](スル) 1 物事の始めと終わり。始めから終わりまでの細かい事情、または成り行き。いきさつ。顛末(てんまつ)。「事の—を見守る」 2 ある物事の最終的な状況。特に、よくない結果。「し...
しまつ‐ぎ【始末気】
倹約しようという気持ち。「急に—を出し」〈二葉亭・平凡〉