そく‐とう【側頭】
頭部の両側。「—部」
そくとう‐か【側頭窩】
頭蓋骨の両外側、眼窩(がんか)の後方にある浅く広いくぼみ。大部分が側頭筋によって満たされている。
そくとう‐きん【側頭筋】
側頭窩(そくとうか)から起こり下顎骨につく扇形の筋肉。咀嚼筋(そしゃくきん)の一つで、下顎を引き上げる働きをする。
そくとう‐こつ【側頭骨】
頭蓋(とうがい)の外側方、および頭蓋底の一部を占める左右一対の骨。内部に平衡器官・聴覚器官を収める。顳顬(しょうじゅ)骨。
そくとうこつ‐りんぶ【側頭骨鱗部】
⇒側頭鱗
そくとうとうちょう‐きん【側頭頭頂筋】
側頭部の表層にある薄い筋肉。側頭部および頭頂部の帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)に始まり、側頭部の帽状腱膜や耳介内側面上部に終わる。頭蓋表筋の一つで、耳と前頭筋の間にあり、耳介を上方に引く。
そくとう‐よう【側頭葉】
大脳半球の側面、外側溝とよぶ溝から下の部分。聴覚・言語・記憶などと関係のある領域。
そくとうよう‐れんごうや【側頭葉連合野】
⇒側頭連合野
そくとう‐りん【側頭鱗】
側頭骨の外耳孔の上方にある、垂直に立つ半円形の薄い骨板。側頭骨鱗部。
そくとう‐れんごうや【側頭連合野】
大脳の側頭葉にある連合野。感覚野や運動野に属さない部位であり、視覚・聴覚の高次情報処理、言語の理解や記憶・学習などを担っている。側頭葉連合野。