かさ‐ぼね【傘骨】
からかさ・こうもりがさなどの、ほね。傘の骨。
かさ‐もち【傘持ち】
長柄の傘を持ち、貴人の行列などの供をした人。
かさ‐や【傘屋/笠屋】
傘または笠を作ったり、売ったりする人。また、その店。
かた‐かた【片方】
1 かたいっぽう。かたほう。「雨を—の手に持った傘で防(よ)けつつ」〈漱石・道草〉 2 かたすみ。かたわら。「—へ行きて、装束着て」〈宇治拾遺・五〉
かた‐む・ける【傾ける】
[動カ下一][文]かたむ・く[カ下二]《「かたぶける」の音変化。「片向ける」の意》 1 物を斜めにする。傾くようにする。かしげる。「首を—・ける」「傘を—・ける」 2 《杯を斜めにして中の物を飲...
かど‐だんぎ【門談義】
江戸時代、人家の門口で長柄の傘を持ち、法文(ほうもん)を説いて金銭を請うこと。また、その人。
かのう【加納】
岐阜市南部の地名。もと永井氏の城下町、中山道の宿場町。和傘を特産。
かぶり‐がさ【被り笠】
頭にかぶる笠。差し傘に対していう。
からかさ‐いっぽん【傘一本】
僧が破戒の罪で寺を追放されること。傘1本を持つことだけは許されたところからいう。「諸山の浮気坊主の心を蕩(とら)かし…後—になる時」〈浮・曲三味線・一〉
からかさ‐たけ【唐傘茸】
ハラタケ科のキノコ。夏から秋にかけて林の中の地上に生える。柄は細長く、高さ約30センチ、傘の直径約25センチに達する。傘の褐色の表皮が裂けると、中は白い。食用。にぎりたけ。