こじん‐さいせい【個人再生】
債務を返済できなくなる前に、弁済計画を立てて裁判所に申し立てることによって債務を圧縮する、民事再生法に規定された手続き。個人事業主やサラリーマンなどの個人債務者を対象とする制度で、自己破産するこ...
こじん‐ほしょう【個人保証】
企業が金融機関から融資を受けるとき、経営者や家族・親族など個人が返済を保証すること。 [補説]中小企業などへの融資について、経営者以外の第三者による個人保証を禁止し、経営者の保証債務も支払い能力...
こじんローン‐しんようほけん【個人ローン信用保険】
債務者が金銭消費貸借契約証書に基づく貸付契約もしくは当座貸越約定書に基づく当座貸越契約などの債務を履行しないとき、債権者(金融機関)が被る損害を塡補する保険。
こっか‐はさん【国家破産】
国家が債務の履行不可能になった状態。主に支払期日のきた国債の元金と利子との全部または一部を支払わないことにいう。
こべつ‐かしだおれひきあてきん【個別貸(し)倒(れ)引当金】
金融機関が、破綻懸念先・実質破綻先・破綻先に対する債権について、個別の債務者ごとに予想損失額を算定し、計上する貸倒引当金。→一般貸倒引当金
コンディショナリティー【conditionality】
IMF(国際通貨基金)が、途上国の債務返済困難に対し緊急融資を行って、多年間返済繰り延べ(リスケジューリング)に応じる際に課す条件。緊縮財政、資金凍結、インフレ抑制、変動相場制への移行など多岐に...
こん‐どう【混同】
[名](スル) 1 区別しなければならないものを同一のものとして扱うこと。「公私を—する」 2 まじり合って一つになること。「体面を全うして改革家の党に—せんと欲する者もあり」〈福沢・文明論之概...
ごうめい‐がいしゃ【合名会社】
二人以上の無限責任社員だけからなる会社。社員全員が会社債務について会社債権者に対し、直接に連帯・無限の責任を負う反面、原則として会社の業務執行権および代表権を持っている。持分会社の一。
さい【債】
[常用漢字] [音]サイ(漢) 1 借りがあること。負い目。借金。「債券・債務/負債」 2 貸しを取り立てること。「債鬼・債権」 3 「債券」の略。「外債・起債・国債・社債」
さい‐けん【債権】
財産権の一。特定人(債権者)が他の特定人(債務者)に対して、一定の行為(給付)を請求することを内容とする権利。金銭を貸した者が借り手に対して、その返還を請求する権利など。⇔債務。