そう‐しゅう【僧衆】
《「そうしゅ」とも》多くの僧侶。衆僧。
そう‐しょく【僧職】
1 僧という職業。僧の身分。 2 僧のする職務。法会・授戒・灌頂(かんじょう)などの儀式や、その他の寺院・宗派の仕事。 3 一宗の教師・住職。
そう‐じ【僧寺】
てら。寺院。特に、尼寺に対して男僧の住する寺。
そう‐じょう【僧正】
僧綱(そうごう)の最高位。初めは一人であったが、のちに大僧正・僧正・権(ごん)僧正の3階級に分かれ、員数も十余人に増えた。
そう‐じょう【僧肇】
[374〜414]中国東晋の僧。長安の人。鳩摩羅什(くまらじゅう)の門下で、仏典漢訳を助け、理解第一と称された。著「宝蔵論」「肇論」など。
そうじょう‐が‐たに【僧正谷】
京都市左京区、鞍馬山(くらまやま)の北西側、貴船(きぶね)神社との間にある谷。牛若丸が武術を修行したと伝えられる地。
そうじょうさつじんじけん【僧正殺人事件】
《原題The Bishop Murder Case》バンダインの長編ミステリー。1929年刊。しろうと探偵のファイロ=バンスが活躍するシリーズの一作。マザーグースの歌詞と不気味な一致を見せる殺人...
そうじょう‐へんじょう【僧正遍昭/僧正遍照】
⇒遍昭
そう‐ず【僧都】
僧綱(そうごう)の一。僧正に次ぐ地位で、のちに大僧都・権大僧都・少僧都・権少僧都の4階級に分かれた。
そう‐せき【僧籍】
僧尼として認められた身分。得度・受戒を経て登録された籍。