くるま‐ぞう【車僧】
諸国をめぐり歩く僧侶。 [補説]曲名別項。→車僧
くるまぞう【車僧】
謡曲。五番目物。車僧が車で嵯峨野(さがの)に来ると、愛宕(あたご)山の大天狗(てんぐ)が現れて禅問答を挑むが、車僧に負かされる。
ぐ‐そう【供僧】
「供奉僧(ぐぶそう)」の略。「当時は長楽寺の—になっていたのである」〈芥川・鼻〉
ぐ‐そう【愚僧】
[名]愚かな僧。 [代]一人称の人代名詞。僧侶が自分をへりくだっていう語。拙僧。
ぐぶ‐そう【供奉僧】
本尊に仕える僧。また、神社に奉仕する社僧。供僧。
けっ‐そう【傑僧】
学識や修行に特にすぐれた僧。
けん‐そう【検僧】
江戸時代、葬式のとき、死者の髪剃(こうぞ)りをするため立ち合った僧。その死体に異状を認めたときは葬式を差し止めることができた。
げ‐そう【下僧】
身分の低い僧。修行を積んでいない僧。「二人の従僧、十人の—」〈平家・六〉
こう‐そう【高僧】
1 仏法に通じた徳の高い僧。 2 位の高い僧。
こ‐ぞう【小僧】
1 仏門に入って、まだ修行中の男の子。年少の僧。雛僧(すうそう)。「門前の—習わぬ経を読む」 2 商店などで使われている年少の男の子。でっち。「紙問屋の—に行く」 3 年少の男子を見下していう語...