せけん‐そう【世間僧】
形だけの出家で、戒律を守らない僧。生臭(なまぐさ)坊主。「大方は—、是非なくさま替へし者なれば」〈浮・文反古・五〉
せっ‐そう【拙僧】
[代]一人称の人代名詞。僧が自分をへりくだっていう語。愚僧。
せん‐そう【千僧】
《「せんぞう」とも》千人の僧侶。また、多くの僧。
ぜん‐そう【禅僧】
1 禅宗の僧。 2 禅学を修め、座禅をする僧。
そう【僧】
1 《(梵)saṃghaの音写「僧伽(そうぎゃ)」の略》 ㋐仏道を修行する人の集団。三宝の一。 ㋑仏道を修行する人。比丘(びく)。出家。法師。僧侶(そうりょ)。 2 ある宗教に属し、修行や伝道を...
そう【僧】
[常用漢字] [音]ソウ(呉)(漢) 仏門に入って修行する人。お坊さん。聖職者。「僧院・僧職・僧徒・僧侶(そうりょ)/悪僧・高僧・拙僧・禅僧・尼僧・名僧・老僧」 [難読]売僧(まいす)
ぞく‐そう【俗僧】
名誉や利益に執着する僧。
たかし‐こぞう【高師小僧】
地下水の鉄分が植物体のまわりに沈殿してできた管状の褐鉄鉱の団塊。愛知県豊橋市南部の高師原に産するものが有名。
たび‐そう【旅僧】
各地を回って修行して歩く僧。行脚僧。
だいみょう‐そう【題名僧】
経供養のときなどに経文の題目を読み上げる僧。題目僧。