こくさいせいりききん‐とくべつかいけい【国債整理基金特別会計】
国債の償還や利払いを一般会計と区別して行うために設置された特別会計。国全体の債務の状況を明確にするとともに、一般会計から資金を繰り入れ、公債の償還を安定的に行う役割を担う。→国債整理基金
こくさいとうさいけんかんけい‐そんえき【国債等債券関係損益】
銀行の財務諸表に使用される勘定科目。国債・地方債・社債などの損益(売却損益・償還損益および償却)を計上する。
こくさい‐ひ【国債費】
国債の発行後にかかるすべての費用。利払いや償還費用、事務取扱費の合計。
こっこ‐たんきしょうけん【国庫短期証券】
日本政府が発行する短期の割引債。償還期間は2か月程度・3か月・6か月・1年の4種類。T-Bill(Treasury Discount Bills)。 [補説]もと、割引短期国債(TB)と政府短期...
こてい‐きんり【固定金利】
住宅ローンなどの融資商品や、個人向け国債や定期預金などの資産運用商品で、返済あるいは満期・償還までの全期間を通じて一定の金利が適用されるもの。→変動金利
こていりつき‐こくさい【固定利付国債】
発行時に設定された利率が満期まで変わらない国債。満期までの半年ごとに、表面利率で計算された利子が支払われ、満期時に額面金額で元本が償還される。中期国債・長期国債・超長期国債、および個人向け国債(...
コンソル‐こうさい【コンソル公債】
《consols》英国で発行された永久公債。1751年に各種公債を統合・一元化して開始された。償還期限がなく、永久に利子が支払われる仕組み。
さいがいえんご‐しきん【災害援護資金】
災害救助法が適用される災害が発生した場合に、市町村が被災世帯に対して、生活の再建に必要な資金を低利で貸し付ける制度。→災害障害見舞金 →災害弔慰金 [補説]世帯主が療養におおむね1か月以上かかる...
さい‐けん【債券】
国・地方公共団体・独立行政法人・事業会社などが、資金を調達する際に、元本の返済や利子の支払いなどの条件を明確にして発行する有価証券。購入者は、利子を定期的に受け取ることができ、期日まで保有すれば...
ざいとう‐さい【財投債】
《「財政投融資特別会計国債」の略》国債を発行根拠によって分類した場合の種類の一。信用力が不足しているため、財投機関債を独自に発行して資金調達することができない特殊法人等に対して、国が財政投融資特...