ウリャンハイ【Uriankhai】
中国、明(みん)代に興安嶺(こうあんれい)の東に住んだモンゴル系種族。しばしば中国の北辺に侵入した。 [補説]「兀良哈」とも書く。
がっ‐そう【兀僧】
1 「総髪(そうはつ)」に同じ。 2 昔、芥子坊主(けしぼうず)にしないでのばした、小児の頭髪。
こつ【兀】
[ト・タル][文][形動タリ]高くそびえているさま。「はるかに—とした岩山の懸崖が見え」〈寅彦・旅日記から〉
こつ‐こつ【矻矻/兀兀】
[ト・タル][文][形動タリ]地道に働くさま。たゆまず努め励むさま。「—と勉強をする」 [副]に同じ。「仕事を—こなす」「—励む」
こつ‐ざ【兀坐】
[名](スル)じっとすわっていること。「終日—する我が読書の窓下に」〈鴎外・舞姫〉
こつ‐ぜん【兀然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 高く突き出ているさま。「富士は—としてその巨(おお)いなる斑(まだら)の頂をあらわした」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉 2 じっと動かないさま。「独り—と腕を拱(...
こつ‐りつ【兀立】
[名](スル) 1 とびぬけて高くそびえていること。「—する高楼」 2 ぼんやりと立っていること。「女愕然として顔色忽ち変し、—して動かざるは恰も石偶人の如し」〈織田訳・花柳春話〉
ごっ‐し【兀子】
長方形の板の四辺に脚をつけた腰掛け。朝儀に列席する官人などが用いた。ごし。